2015/05/13

AtomwearをPCにつなぐ その1

前回紹介したAtomwearプリインストールアプリが動いただけじゃ何も面白く無い!ということでPCにつないでみました。

とはいったもののPCに接続するための資料が全然ない…(-_-;)
それに公式が出してるデバッグポートの画像は6ピンで手元にあるものは24ピン。え?
なにこれ。

AtomwearのGit見に行ってもデバッグポートのピンアサインが書いてない…どうすりゃいいんだ状態
いつまで考えていても答えは湧いてこないのでとりあえず「Atomwear」で画像検索
出てきたこの画像を頼りにピンを推定することにした。


UART接続を目指してるので、基盤とにらめっこしながらUART_TXとUART_RX、GNDのピンをさがした結果、2番ピンがRX4番ピンがTX5番ピンがGNDと分かった。
これを頼りにスイッチサイエンスのUSBシリアル変換基板と接続
2番ピンを変換基板側のTX4番ピンをRX5番ピンをGNDに接続

PC側で適当なシリアルモニタソフトを起動。
試行錯誤しながら、値が読み取れる設定を探していく。
baud rateを115200に設定しBLEボードのボタンを押したところ何やら意味のある文字列を拾うことができた。
tempモードに入ったらしい……ただし何をしたらいいのかわからない(´・ω・`)

プログラムのアップロードはシリアルからバイナリファイルを何かしらの方法で投げるのかな?と予想を立てながら今回はここまで、また進捗が出たら報告します

2015/05/12

Atomowearをさわってみる

Giayee社がキックスターターで出しているatomwearというデバイスをさわってみた。
http://www.giayee.com/bluetooth-bracelet/atomwear.html

どんなデバイスかというとコネクタがいくつかついたフレキシブルな基盤に自分の好きなモジュールを載せてオリジナルのスマートウォッチが作れるというもの。

セットには以下のモジュールが入っていた
・USBモジュール
Atomwearに電力を供給するためにしか使えないモジュール。USBによるデバッグは不可能。
赤と緑のLEDがついていて緑のLEDは通電を示している。
赤のLEDはバッテリー充電中に付く。充電が終われば消える。

・三軸加速度と気圧センサーモジュール
高度と気温も取れる。

・Versatile 9DoF sensor module
I2Cの三軸ジャイロと三軸加速度と三軸地磁気センサーが入ってる。

・BLE MCUボード
ユーザが動作を定義可能なLEDが2つとスイッチがついてる。
BLE MCUのnRF51822が載ってる http://qiita.com/mkftr/items/6144fbb3f20e124731bf
・有機ELディスプレイモジュール
64×32ドット いくつかのプリセット絵文字とアルファベットが表示できる。

・バッテリーモジュール
容量40mAh MCUにバッテリーレベルを送る機能がついてる。

・デバッグポートモジュール
SWDとUART通信に対応している。



こんな感じでモジュールが入っていたので早速適当に組み立ててみた。
とりあえずベース基盤に給電用USB、ディスプレイ、BLEボード、各種センサを載っけて給電……動いた!
どうやらプリインストールのアプリが入っていた模様
BLEボードについてるボタンで、万歩計モードと温度計モードの切替ができるようになってる。